SNSの予約投稿ツールを調べると、Bufferの名前がよく出てきます。料金は手ごろに見える。ただ、公式サイトは英語で、日本語で使えるのかがわからない。
結論から書きます。Bufferの画面は日本語にできません。公式サイトの言語の一覧に、日本語は入っていません。投稿する文章は日本語でそのまま入力でき、予約も問題なく動きます。画面の英語に抵抗がなければ、使えるツールです。
Bufferの日本語対応の現状
Bufferとは、複数のSNSへの投稿をまとめて予約できる、海外の投稿管理ツールです。
Buffer公式サイトで選べる言語は、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語の7つです。日本語はありません(出典: Buffer公式サイト、2026年10月5日確認)。
| 項目 | 日本語で使えるか |
|---|---|
| 管理画面のメニューやボタン | 使えない(英語など) |
| 投稿する文章やハッシュタグ | 使える |
| 料金の支払い | ドル建て |
日本語でBufferを紹介している記事の中には、かなり古いものがあります。対応しているSNSや料金が今と違うことがあるので、申し込む前に公式の料金ページを見てください。
Bufferの料金: 3つのSNSに出すといくらか
Bufferは、投稿先のアカウント1つを「1チャンネル」と数えて課金します。ここが、日本のツールと考え方が違うところです。
| プラン | 料金(年払い) | 内容 |
|---|---|---|
| Free | 無料 | 3チャンネルまで。1チャンネルにつき10件まで予約 |
| Essentials | 1チャンネルあたり年60ドル | 予約数の制限なし |
| Team | 1チャンネルあたり年120ドル | 複数人での利用 |
出典: Buffer料金ページ、2026年10月5日確認。月払いの金額は、確認した時点のページには表示されていませんでした。
TikTok、YouTube、Instagramの3つに出すなら、3チャンネルです。Essentialsプランで年180ドルになります。XやThreadsも加えて5つにすると、年300ドルです。
無料プランの「10件まで」は、同時に予約しておける件数です。投稿されて枠が空けば、また予約を入れられます。少ない本数で試すなら、無料プランで足ります。
ショート動画でBufferを使うときの注意点
Bufferは、TikTok・YouTubeショート・Instagramに対応しています。ショート動画で使う場合は、TikTokの扱いを知っておくと安心です(出典: Bufferヘルプ(TikTok連携)、2026年10月5日確認)。
- TikTokの楽曲を付ける投稿は、自動では完了しません。BufferはTikTokの楽曲ライブラリを使えません。楽曲を付けたいときは「通知投稿」になり、予約の時刻にスマホへ通知が届いて、TikTokアプリで自分で仕上げます。
- TikTokへの投稿は、24時間で25件まで。
- ハッシュタグは1投稿につき5個まで。
- 動画は3秒から10分、1GB以下。
楽曲が使えないのは、Bufferに限った話ではありません。SNSの連携の仕組みを使うツールは、完成した動画ファイルを送る形になるので、アプリの中で選ぶ楽曲は付けられません。
Bufferが向いている人、向いていない人
向いている人。英語の画面に抵抗がない人。XやThreads、LinkedInなど、多くのSNSをまとめて管理したい人。投稿の分析もツールの中で見たい人。Bufferは対応しているSNSが12種類あり、分析機能も持っています。
向いていない人。画面が日本語でないと不安な人。ドル建ての支払いを避けたい人。チームの中に英語が苦手な人がいる場合も、引き継ぎで困ることがあります。
日本語・日本円で使える選択肢
ショート動画を3つのサービスに出す用途で、日本語の画面と日本円の料金で使えるツールを並べます。
| Buffer | IKKATSU ショート | ポストメッシュ | |
|---|---|---|---|
| 日本語の画面 | なし | あり | あり |
| 無料プラン | 3チャンネル、各10件まで予約 | 月20件まで | なし(7日間の無料トライアル) |
| 有料プラン | 年払いで1チャンネル年60ドル | 月980円から | 月2,200円(年払いは月2,000円) |
| 対応サービス | 12種類 | 3種類 | 6種類 |
| 分析機能 | あり | なし | なし |
出典: 各社の公式サイト(2026年10月5日確認)。ポストメッシュ公式サイト
IKKATSU ショートは私たちが運営しているツールです。対応しているのはTikTok・YouTubeショート・Instagramリールの3つだけで、分析機能はありません。その代わり、動画をためておいて決まった時刻に1本ずつ出す定期投稿を、無料プランから使えます。投稿はサービスごとに1件と数えるので、1本を3つに出すと3件です。無料プランで3つ同時に出せるのは、月6本までです。
XやThreadsにも出したい人は、ポストメッシュかBufferのほうが合います。3つの方法の違いは、ショート動画を同時投稿する3つの方法の比較にまとめています。同じ海外ツールのLaterについては、Laterの料金と日本語対応に書きました。
よくある質問
Q. Bufferは日本語に対応していますか?
A. 管理画面は日本語に対応していません。公式サイトで選べる言語に日本語はありません。投稿する文章は、日本語でそのまま入力できます。
Q. Bufferは無料で使えますか?
A. 使えます。無料プランでは3チャンネルまで連携でき、1チャンネルにつき10件まで予約しておけます(2026年10月5日確認)。
Q. BufferでTikTokに自動で投稿できますか?
A. できます。ただし、TikTokの楽曲を付けたい投稿は通知投稿になり、スマホのTikTokアプリで自分で仕上げる必要があります。
Q. Bufferの料金は日本円で払えますか?
A. 料金はドル建てです。日本のクレジットカードで支払うと、カード会社の換算レートで円に直して請求されます。
Q. Bufferの代わりに日本語で使えるツールはありますか?
A. ショート動画を3つのサービスに出す用途なら、IKKATSU ショートやポストメッシュが日本語の画面で使えます。対応しているサービスの数と料金が違うので、出したい先に合わせて選びます。
この記事のまとめ
- Bufferの管理画面は日本語にできない。投稿する文章は日本語で入力できる
- 料金はチャンネルごと。3つのSNSに出すと、年払いで年180ドル
- TikTokの楽曲を付ける投稿は、スマホで自分で仕上げる通知投稿になる
- 英語に抵抗がなく、多くのSNSと分析をまとめたい人には合う